横越社中の神楽舞台は、神楽師が自然体で神楽を演じている、そのような雰囲気があります。従って、見物する側の気持ちものんびり。里神楽を学んでみたい方は、横越社中の神楽奉納を追いかけてみることをお勧めします。
はじまりは8月。夏の神楽ですからしっかり水分補給の用意をして出向いて下さい。
- 8月5日(土) 本牧神社(横浜市中区)。例年17:30から18:45ごろまで。二幕が用意されています。
- 8月6日(日) 松見町八幡神社(横浜市神奈川区)。今年の干支は兎ですから、12年ぶりに「因幡の白兎」が演じられる予定です。この神楽演目は必見です。午前11時過ぎに現場に到着して、午前の部、午後の部、夜の部を眺めて下さい。午後9時過ぎに電車に乗って帰る、そのような観覧スケジュールを組んでみてはどうでしょうか。なお現地へはJR横浜線大口駅から少し歩きます。最後に少し登り坂がありますがゆっくり歩けば大丈夫です。松見町八幡神社での神楽見物を希望する方は、予習用資料として下記演目説明をどうぞ。
- 8月13日(日) 東神奈川駅付近の熊野神社。熊野神社での神楽奉納も松見町の八幡神社と同じようなスケジュールです。
- 9月3日(日) 蒔田杉山神社(横浜市南区)。神社の境内に幼稚園があります。舞台は小さいのですが、神楽の熱演は楽しめます。
- 9月5日(火) 水天宮平沼神社(横浜市西区)。この神社の神楽殿は美しいことで知られています。ベンチが用意されているので、ゆっくり座って眺めることができます。
- 9月10日(日) 六角橋杉山神社(横浜市神奈川区)。丘の上にある神社です。小さな神社ですがお祭りらしい雰囲気を感じることができます。
この夏に、神楽を眺めたいと思っている皆さん。猛暑の中で熱演する神楽師を応援しながら、奉納される六演目(六座)ほどの神楽を楽しめる横越社中を追いかけてみて下さい。二箇所巡れば、神楽鑑賞力がグーンと増します。
令和5年 松見町八幡神社 祭礼 神楽演目
8月6日(日)
【午前の部】 11:50頃~
1.禊祓
筑紫の日向の阿波岐ヶ原で伊邪那岐命が黄泉の国で穢れた体を清める。水の流れが速い場所、遅い場所の後でやっと適している場所を見つける。清め終わると、三筒男神(墨之江大神)が現れる。上筒男神は剣の舞・中筒男神は奉幣の舞・底筒男神は扇子を持ち波の舞をする。
【午後の部】 13:50頃~
2.八幡山
仲哀天皇の妃、神功皇后は海の向こうの国を征伐に行こうとするが天皇が急逝したため、自ら全軍を鼓舞するため、弓の舞をし、さらに老臣の武内宿禰との連舞の後、発とうとする。すると突然、皇后は産気づき、気を失う。宿禰は皇后の懐に石を入れ(出産を延ばしたいという『まじない』)、活を入れ、帯を締め直して、戦いに向かう。
3.稲荷山
稲荷大神は引弓の舞、天狐には奉幣の舞をさせ、弓の名手、紀千箭に、人心を惑わす稲荷山の鬼を退治するよう命じる。稲荷大神は自分の弓を渡す。千箭は頂いた弓で発弓の舞をし、稲荷山に向かう。
4.因幡の白兎(前編)
八上姫に八十神<rtやそがみ(大国主命の兄たち)が言い寄るが、振られる。向こうの島に渡ろうとする白兎はワニ鮫をだますが、ばれてしまい、皮をはがされる。振られた八十神は、腹いせに兎に海水をかける。
【夜の部】 19:10頃~
5.因幡の白兎(後編)
大国主命は傷ついた白兎を介抱するようにしもべの者に命じる。しもべの者は、手桶やガマの穂などを運んでくる。手桶と扇子で獅子舞をする。水汲みをし、白兎を治療する。白兎は治してくれたお礼に八上姫を大国主命に紹介する。そして二人は夫婦になる。
6.天孫降臨
天照大御神の孫、邇邇芸命が天下る。しもべの者は邇邇芸命のために道を整えようとしているが、その場にいる猿田毘古命と争いになる。猿田毘古命は、邇邇芸命に随行してきた天宇受売命と夫婦となり、御一行の安泰祈願の悪霊祓いのため雲を斬り、先導する。
終了時間 21時予定
※演目は都合により変更する場合があります
※残り時間により内容を短縮する場合があります
※名前等はいろいろな表記があります。
アクセス
住所: 神奈川県横浜市神奈川区松見町2丁目12−2
電話: 045-441-2768
JR横浜線 大口駅下車徒歩17分(0.9km)
東急東横線 妙蓮寺駅下車徒歩20分(1.1km)

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